【奈良県奈良市】子守りの神様として知られる率川神社や地元の方に親しまれている神社などパワースポットを紹介。

風情ある奈良町のなかに佇む御霊神社。人皇第五十代 桓武天皇の勅命で建てられた歴史ある神社です。お稽古事が上達する、良縁に恵まれるとして知られ、地元では「ごりょうさん」と呼んでいます。静かでこじんまりとしていますが、境内はなぜか幸せな空気感があり、ほっとしたいときや癒されたいときにパワーがもらえます。

奈良公園の春日山遊歩道（北コース）内にある岩です。岩には月と日(太陽)のマークが刻まれていますが、本当は星も隠されているという噂もあります。月日が刻まれた意味や、この場所にある理由が不明、氷の神様を祀る氷室神社（奈良市内）とつながりがあるという説があるなど謎が多い岩です。湿気の多い場所にある1m前後の岩ですが、苔むした姿は見るからに神秘的な力を秘めた雰囲気があり、近づくと岩の内側から大きなパワーを感じます。

奈良市最古の神社とされている率川神社は、地元では子守りの神様として知られる神社です。普段は静かな境内ですが、6月に行われる「ゆりまつり」の日はとても混雑します。女性的なパワーに満ちている境内は、広くはなく閑静で安らかな気持ちになります。しっとりと落ち着いた雰囲気があるため、心がトゲトゲした日に行くと元気がもらえるような気がします。

奈良県桜井市にある大和国一之宮である三輪明神から分祀したとされている神社で、「三輪さん」の愛称で地元の人からとても親しまれている神社です。神社自体はとてもコンパクトですが、鎮守の森があり敷地全体としては広大な土地を有しています。近くは学校や住宅地になっていますが、三輪神社のなかだけは不思議なほどに静かです。鳥居から内側へ一歩踏み入れれば、空気が冷たく感じるほど。静粛で不思議なパワーに満ちた雰囲気があります。

菖蒲池神社は、ため池である蛙股池（かえるまたいけ）のなかの半島にあります。周囲が池で橋を渡って神社に入る様子などは、まるで違う世界に入っていくような気になります。池のなかにありますが、うっそうとした感じはなく、明るく親しみのある雰囲気です。氏神様として地元の人から親しまれ、美しいロケーションも手伝ってか、優しい気持ちになれます。ゆったりとした時間が流れるパワースポットです。